宝塚受験生をサポートしていて私がやりがいを感じること

宝塚受験生をサポートしていて 私がやりがいを感じること 宝塚音楽学校受験

私は、宝塚受験や劇団四季、その他ミュージカルを目指す方に歌の指導を約10年しています。歌の指導以外にも、必要であればダンスレッスンやミュージカルオーディションを受ける際のその人自身の魅力を活かせるポイント、似合うヘアスタイルやメイク、書類審査があれば添付する写真、志望動機などの書き方のアドバイスなどもし、生徒さんはそれぞれの舞台に立ちたい!という夢を叶えていってくれました。

私が、舞台に立ちたいという方に歌と歌以外に大切なアドバイスができるのは、自分自身が「宝塚音楽学校受験」を経験したことが源となっています。

私の宝塚受験は不合格に終わりましたが、その後の人生が大きく変わり、宝塚受験する人をサポートする立場になった今、とてもやりがいを感じております。

宝塚受験不合格した私が、どのようにして宝塚受験のサポートをするようになり、そしてサポートに生きがいを感じるようになったかお伝えします。

宝塚受験不合格の経験

宝塚音楽学校

私は宝塚受験を3回経験しました。

最初は1次試験で不合格、2回目は2次試験で不合格、3回目は最終試験で不合格に。

宝塚音楽学校は15~18歳まで4回受験できるチャンスがあります。

私は16歳から受けたので、3回しか受験できるチャンスがありませんでした。

私の受験回数があと1回あったら。。。と泣いた夜は数えきれません。

3回目の受験の時は、住んでいる地域から3時間かけて毎週末泊りで東京にある受験スクールに通い、平日は毎日地元のバレエレッスンと声楽レッスン、受験直前は2週間受験スクールのレッスンをみっちり受け、「頑張れば、信じれば、夢は叶う」を信じ本当にがむしゃらに頑張っていたと思います。

親は何も言わず心から応援してくれ、精神面でのサポートや栄養面のサポート、そして金銭的サポートを惜しみなくしてくれました。

こんなに親がサポートをしてくれたのに不合格になって申し訳ない!
頑張ったのに、信じてたのに、夢は叶わない!

と、大学に行っても(宝塚受験とともに音楽大学の受験もしていて合格していました)情けないことに宝塚受験不合格から這い上がることができませんでした。

そんな時「東宝芸能ダンスセクション」という芸能事務所のオーディションを受け、宝塚受験スクールで学んだことが功を奏したのかめでたく合格し、ダンサーとしてミュージカルの舞台に立つことができるようになりました。そして歌のすばらしさに魅了され歌にシフトチェンジし、オペラ歌手として舞台に立つまでになることができました。

ダンサー、ミュージカル、そしてオペラ歌手という経験は、宝塚受験の不合格がなかったらできなかったことです。歌を教えるまでは、今までやってきたことが無駄にならなくて良かったという気持ちを強く持っていました。

宝塚受験する生徒を初めて教えた体験談

歌 ピアノ

しばらくして私は、歌を教えるようになり、生徒さんが劇団四季やその他商業ミュージカルのオーディションを受けるようになり、合格する方が数人出始めました。合格した生徒さんからの紹介で、私の元にはミュージカルを目指す生徒さんが多くなり、その中に「宝塚音楽学校を受験したい」という生徒さんが来ました。

しかもその生徒さんは高校3年生であと3ヶ月しかないという時に。「宝塚受験は受験スクールに通ったほうがいい。時間がないから今すぐにでも行ったほうがいいですよ。」と言って受験スクールをおすすめしましたが、彼女が高校3年生で受験3ヶ月ということから受験スクールには入会を断られ、直前の講習会しか受け付けてもらえなかったそうです。試験まで時間がないので歌のレッスンをお願いしたいと言われ歌を教えることになりました。

彼女はダンスを長年やっていたことと、ピアノもやっていたということで音楽に関する感覚はとても良いものを持っていました。私が教えたことを一生懸命に聞いて頑張ってくれる生徒さんを教えているうちに、自分が宝塚受験を目指して頑張っていた日々を思い出し「夢に向かって頑張ることができるって何てステキなことだろう」と感じ、かつて私を苦しめた

こんなに親がサポートをしてくれたのに不合格になって申し訳ない!
頑張ったのに、信じてたのに、夢は叶わない!

という思いが、癒されていったのです。

その方はとても頑張りましたが、残念ながら2次試験で不合格。しかし「1次試験は合格できたので満足!」と晴れやかな笑顔で言ってくれました。

この時、もしこの子が1年、いや、せめて半年前に受験を決めていてレッスンしてあげていたら。。。そんな思いが沸き上がり、宝塚受験生のサポートを本格的にしていきたい、もっと寄り添ってサポートしてあげたいと思う気持ちがでてきました。

その後、この生徒さんは地道に私の元で歌のレッスンを受けその3年後、商業ミュージカルの舞台オーディションに合格し舞台を踏み、現在ではミュージカル俳優として活躍されています。

教え子が初めて宝塚受験に合格した体験談

合格

私が宝塚受験をする生徒さんを初めて教えた次の年度の夏休み明け9月、ひとりの生徒から歌のレッスンをしてほしいと連絡をもらいました。バレエをずっと習っていてコンクールの入賞経験もありジャズダンスも得意でダンス経験豊富だけれど、歌はならったことがなく楽譜をよむのも得意じゃないという方でした。しかし「1週間前、宝塚を初めて観てどうしても入りたい!と思ったんです!」目をキラキラさせて言ったその姿に、私は何か光るものを感じました。

バレエやダンスが得意でも宝塚のダンス試験は独特ということで、その方にも受験スクールをおすすめしたのですが、毎週通えないという理由から冬と受験直前の講習会に通うことにしました。それまで、歌の基礎的な発声を教え、その子の魅力が活かせるよう素直な声をそのまま出せる歌のレッスンをしていました。

レッスンをしてしばらくして、その方の性格、レッスンに対する姿勢、歌っているときの容姿はとても宝塚の雰囲気に合っていて私は「この子は受かる」と直感で思いました。

受験スクールの講習会でも、受験スクールの先生に気に入られたそうです。

その子は半年の歌のレッスンで宝塚に合格!

私が叶えられなかった夢を叶えてくれたことが本当に嬉しかったです。

さらに嬉しかったことがあります。

それは、ダンスの得意な彼女が、

ダンスの成績より歌の成績が抜群に良かったと面接で褒められました。先生のおかげで半年しか習っていないのにこんな風に言われたんですよ!」と教えてくれたことです。

涙がでるほど、嬉しかったですね。

自分が頑張っても掴めなかった夢を叶えてくれるって、こんなに嬉しいものなんだなと受験のサポートができたことにとても生きがいを感じた瞬間でした。

宝塚受験不合格後のサポート体験談

進路相談

宝塚受験で不合格になった生徒さんも何人かみています。

その方たちの気持ちは人一倍分かります。

だって、私がその経験をしているから。

宝塚受験に不合格になってまだ来年、再来年とチャンスがある人には、毎週受験スクールに通うことをすすめ、私は歌の基礎レッスンを中心とし受験スクールで困ることのないよう補助レッスンにつとめます。そして受験スクールでの悩み、心配事をきき、少しでも受験に対してポジティブになれるようにサポートしていきます。

宝塚受験がもう2度とできない、過去の私のように不合格の悲しさから立ち上がることのできない生徒さんには、その次の進路の相談にその子が納得できるまで寄り添うようにしています。

  • 宝塚のような舞台に立ちたいのか?
  • ミュージカルの舞台に立ちたいのか?
  • ミュージカルなら何でもいいのだろうか?
  • ダンスか歌をこれからも続けたいのか?
  • 今までやってきたことを活かすにはどうすればいいのか?

不合格で悲しんでいた生徒さんが次の道に進むことを決めるのを見届け、背中を推してあげることができたとき、その生徒さんを誇りに思い、サポートできたことに感謝の気持ちが沸き上がり、やりがいを感じるのです。

生徒たちの進路に感じること

生徒の舞台

宝塚に合格された生徒さんが、音楽学校を卒業し宝塚歌劇団に入団した際は観劇させていただきます。そんなとき生徒さんが自分自身の出番表とお手紙に書いてくださり、それを見ながら舞台を観劇するときは、本当に幸せです。

そして、不合格になった生徒さんが他のミュージカルの舞台に合格しその舞台を観劇するときは嬉しさで心が満たされます。

また、教えた生徒さんが別の道に進み、その道で幸せそうに過ごしているのをみるとその幸せがずっと続くの陰ながら応援することに喜びとやりがいを感じるのです。

まとめ

私が宝塚受験のサポートをしてやりがいを感じるのは

  • 生徒さんたちが自分の叶えることができなかった夢(宝塚の舞台に立つ )を叶えていってくれること
  • 自分の学んできた音楽、歌、舞台に対する感性や解釈が宝塚や舞台を目指す人の役に立つこと
  • 宝塚不合格という経験、望んだ夢が一生叶わないという気持ちをどのように昇華させて次に進んでいけばいいのか具体的なアドバイスができること
  • 生徒さんたちが舞台で輝いている姿を見ること、それぞれ選択した道で幸せを感じていきているのを聞くこと

直接サポートする場合はもちろん上記のような生きがいを直に感じます。

このサイトを通して宝塚受験生や宝塚受験生を応援している親御さんのために何か役に立つことを発信し、どこかでこの発信が役に立つのであれば、やりがいを感じられずにはいられません。