最近、「推し」という言葉や、それに関連する活動が日々の生活の中でよく耳にするようになりました。
これは、自分が熱狂的に応援する対象を持つことが一般的になってきた証拠です。
ただ、全ての人が「推し」を持っているわけではありません。実際、推しを持たないことに関する不安や悩みを抱えている人もいます。
例えば、「推しを持っていないと面白みがないと思われるのでは」という心配や、「推しはいないの?」と尋ねられることへの苦痛があります。
また、「推し」に対する理解がないという声もあります。しかし、推しを持たないことが面白みがない性格だというわけでは決してありません。
この記事では、推しを持たないことに対する不安を感じている方々に向けて、その悩みを解消するためのアドバイスを提供します。
また、推しに関する質問にどう対応すれば良いかについても詳しく検証していきます。最後まで読んでいただければと思います。
推しを持たないことでの悩みとは?
まず、推しを持たないこと自体が問題ではありません。
しかし、それによって「つまらない人だと思われるかも」という不安を抱える人は少なくありません。
確かに、推しを持つことによる楽しさはあります。
調査によると、特に女性は推しを持つことでポジティブになる傾向があるようです。
しかし、推しを持たなくても日常生活に満足している人や、他の趣味に没頭している人も多いです。
そもそも「推し」とは何か、という疑問もありますね。
「推し」とはどの程度の好きが必要?
調べてみると、「推し」とは「他人に勧めたくなるほど好きな人物や物」という意味があるようです。
推しとは?
推し…他人に勧めたり応援したりしたいほど好きな人物や物
推しを持たない人たちの悩みは、以下のようなものがあります。
「推し」「推し活」という言葉は日常生活にも浸透しています。
そのため、推しについての会話が増えることもあるでしょう。
現在は、100円ショップまでで推し活グッズスペースがあり、「推し」が日常生活に深く浸透していることを感じます。
浸透度が高いため、「推しはいないの?」と聞かれた際に「いない」と答えると、つまらない人だと思われるかもしれないという不安もあります。
言った本人は単に興味があって聞いただけかもしれませんが、推しを勧められることは価値観の押し付けに感じてしまうこともあるでしょう。
推しを持つ側は、自分の好きなものについて語る際、熱中しすぎることもあります。
また、推しを持たない側は、「推し」という感覚がわからないという意見もある一方で、推しを持つことで毎日が楽しくなりそうだという思う人もいます。
推しを持たない人の悩みは大きく分けて2つ。
・熱中できるものが見つからず、うらやましい
・推しを持っているか聞かれると、持っていないことを否定されているようで辛い
これらに対する対処法は異なります。後程、説明しますね。
推しを持たないことのメリットとデメリット
推しを持つことで前向きになれる面もあります。
しかし、メリットがある一方で、推しを持たない方が良い場合もあります。
推せる対象はマンガやアニメのキャラクター、芸能人など多岐にわたりますが、アニメなどに興味がない場合、推しという感覚が分からないのも無理はありません。
しかし、推しのジャンルは、二次元だけでなく、スポーツ選手やチームなど、幅広い範囲に及びます。
「推し」には特定のジャンルが定められているわけではなく、あなたが「好き」「癒される」と感じるものなら、それは推しと言えるでしょう。
好きな推しジャンルは、多岐にわたります。
【好きな推しジャンルの例】
アイドル
スポーツ選手、チーム
ユーチューバー
俳優、マンガやアニメのキャラクター
声優
など・・・
他にも「Vチューバー」や「動物、ペット」などがありました。
さらに、「建築物や場所」「クラスメイト」という答えもありました。「建築物や場所」は、好きな場所があれば一息つくのに素敵ですね。
しかし、「推しはいる方がいい」という考えを押し付けるのは避けるべきですし、「推しはいない方がいい」という考えも同様です。
推しの有無は個人の選択であり、それぞれの楽しみ方があるはずです。
そこで、推しを持つ際のメリットとデメリットを挙げてみました。
推しを持つメリット
- ときめきや楽しみが得られる
- 会話のネタになる
- 特に女性はメンタル面で前向きになる傾向がある
- 推しのおかげで困難な状況でも頑張れる
推しを持つメリットは、日々の生活に楽しさをもたらすことが大きいです。
推しを持つデメリット
- 費用がかかることがある
- 人気のあるものは情報量が多く、追いかけるのが大変
- 日常生活に支障をきたすほど夢中になる可能性
- スキャンダルなどの報道に心を痛めること
推しを持つことは楽しいですが、上記のようなデメリットも存在します。
では、推しの話題が出た時の居心地の悪さや、推しを作ってときめきを味わいたいという方への対処法や返答方法を詳しくご説明します。
推しを持たないことは問題ない!
推しを持つことのメリットやデメリットを見てきましたが、結論としては、推しを持たなくても何ら問題はありません。
しかし、「熱中できるものがないけど推しは作りたい」という方もいるでしょう。
推しを作るさいのおすすめ方法
前述の通り、自分が好きなものであればそれは「推し」と言っても問題ありません。
「癒される」「好き」と感じるものがあれば、それは推しと言えるでしょう。
例えば、流行りの癒し系キャラクターや、恋愛感情はないけれど顔がタイプの同僚など。
推しを活力源にすることも一つの方法です。
ユーチューバーやVチューバーを探してみるのも良いでしょう。擬似恋愛的な楽しみも味わえます。
【推しを作りたい場合のおすすめ方法】
- 興味のあるドラマや映画、動画を観る
- SNS(フェイスブックなど)のコミュニティに参加する
- 「最近はどんなものが人気あるの?」と流行を聞いてみる
- 「推しはいないの?」に対する返答法をいくつか用意しておく
「推しはいないの?」に対する返し方
「推しはいないの?」という質問に対しては、以下のように返答していく例をあげてみます。
- 「今探してる最中だよ」
- 「おすすめがあったら教えてほしいな」
- 「特にいないけど、この間見た映画の俳優が気になってる」
- 「最近はこのユーチューバーの動画にハマってるよ」
このように答えることで、推しを持っていないことに対するプレッシャーを和らげることができますよ。
まとめ
最終的には、「推し」は個人の好みや選択によるものであり、それを持つかどうかは自由です。推しを持つことによる楽しみもあれば、持たないことによる自由もあります。
推しに関する価値観の押し付けは避け、自分なりの楽しみ方を見つけていきましょう。
- 「推しを持つこと」も「持たないこと」もどちらも正当
- 「推しを持たない=つまらない」とは限らない
- 「推し」は応援したい、人に勧めたいほど好きな人物や物
- 推しを見つけたい場合は、新しい趣味やコミュニティに目を向けてみる
・「推しは誰?」と聞かれることは、推しを持たないことを否定されているように感じる
・「推しを作りなよ」「推しは良いよ」と言われることが、苦痛
・推しを持つことで毎日が充実しているように見え、うらやましい
・熱中できるものがなく、面白みがないと感じる
・熱中できるものを探しているが、なかなか見つからない
・「推し」という感覚がわからない